春日大社国宝殿
藤原頼長の日記『台記』久安6年(1150)2月20日条に養女多子の立后を祈念し、春日若宮に鳥羽上皇より賜わった銀の師子形ししがた(獅子形)を奉献したことが見える。獅子形とは獅子狛犬ししこまいぬの組み合わせを指しているので、本作が鳥羽上皇所持のものにあたる可能性もある。