春日大社国宝殿

【重要文化財】
もくぞうぶがくめん なそり

木造舞楽面 納曽利

〜平安時代〜

舞楽はおおむね奈良時代から平安時代前期に成立したと考えられ、以後宮廷儀式や社寺の神事法要で舞われてきた。古社寺には古い舞楽面が数多く伝存するが、春日大社もそのひとつである。

納曽利なそりは龍が舞い遊ぶ様子を表す舞という。毎年春日若宮おん祭の御旅所祭おたびしょさいで舞われる。春日大社には重要文化財に指定される納曽利の舞楽面が2面伝わっている。